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特に90年代にAOR色の強いアルバムを多数リリースしたシンガーソングライター飯島真理のミニアルバム。

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①Who's Right, Who's Wrong
作詞:Kenny Loggins,Richard Page 作曲:Kenny Loggins,Richard Page 編曲:James Studer,飯島真理

②The Things We Do For Love
作詞:Eric Stewart, Graham Gouldman 作曲:Eric Stewart, Graham Gouldman 編曲:James Studer,飯島真理
③Can We Still Be Friends
作詞:Todd Rundgren 作曲:Todd Rundgren 編曲:James Studer,飯島真理
④I Can Never Say Good-Bye
作詞:James Studer,飯島真理 作曲:飯島真理 編曲:James Studer,飯島真理
⑤Hold Me Tight
作詞:Paul McCartney,John Lennon 作曲:Paul McCartney,John Lennon 編曲:James Studer,飯島真理

①②③⑤はカヴァー曲で、それぞれ①PAGES②10cc③Todd Rundgren⑤THE BEATLESです。特筆すべきは①で、原曲が極上のAORなのは当然として、生楽器の基調としたストイックな演奏とフロウ感のあるシンセ音は原曲に忠実でありながら仄かに時代感を残す名カヴァー。これらの特色を踏まえたオリジナル曲④も往年の名曲群の中に紛れても違和感なく抜群のミディアムAOR。
目撃頻度はやや低いです。最近高騰して1000円程度する様子を見かける。

私事ですが、このアルバムは僕がシティポップに対する90年代という括りを初めて意識させられた一枚でした。ミニアルバムというマイナー感、しかもジャケは本人画像でもなく企画物オムニバスのような地味な印象、ブックオフの280円コーナーにいつまでも誰からも見向きされる事なくひっそりとそこにあり、しかし聴いてみると黄金期のシティポップに負けずとも劣らず。それ以前はシティポップというと、どこかのリイシューとか新鋭バンド、ベテランが出すセルフカヴァーを2500円ぐらいでAmazonとか芽瑠璃堂で買うという割とお高いイメージのジャンルでしたが、打ち捨てられたゴミ山の中に紛れてこんな面白い物があるのかと衝撃を受けました。
シンガーソングライター飯島真理の11thアルバム。プロデューサーで元夫でもあるJames Studerが関わった80年代後期から90年代後期までのアルバムは特にAOR的楽曲が多い。

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①Destiny
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima,James Studer 編曲:James Studer,Mari Iijima

②クラスメート
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima
③サンセット
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima,James Studer 編曲:James Studer,Mari Iijima
④Don't fade out ~フェイド・アウトはやめて~
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima
⑤LOVE
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima
⑥月と太陽
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima,James Studer 編曲:James Studer,Mari Iijima
⑦ファースト・ラヴ
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima
⑧Tears of the Garnet ~ガーネットの涙~
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima
⑨セカンド・チャンス
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima
⑩Happy Valentine
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima
⑪ガラスのダーリン('94 Version)
作詞:Mari Iijima 作曲:Mari Iijima 編曲:James Studer,Mari Iijima

総括するとAOR的編曲がなされたガールズポップアルバム。①はメロディーも編曲も80年代AORを再現したような曲でこれが最も良かった。他はドラマティックバラードの③、ガールズポップとAORの良いとこ取り④、歌謡曲のメロディーとアーバンな編曲のシティポップ⑥⑨、栗林誠一郎や織田哲郎のようなウェストコーストロックを飯島真理が歌うとZARDっぽさが際立つ⑩等。
目撃頻度はとても低いです。飯島真理はこのアルバム含めて少し高めの値段が付けられています。

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