飯島真理「FOR LOVERS ONLY」1990

 27, 2016 19:01
特に90年代にAOR色の強いアルバムを多数リリースしたシンガーソングライター飯島真理のミニアルバム。

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①Who's Right, Who's Wrong
作詞:Kenny Loggins,Richard Page 作曲:Kenny Loggins,Richard Page 編曲:James Studer,飯島真理

②The Things We Do For Love
作詞:Eric Stewart, Graham Gouldman 作曲:Eric Stewart, Graham Gouldman 編曲:James Studer,飯島真理
③Can We Still Be Friends
作詞:Todd Rundgren 作曲:Todd Rundgren 編曲:James Studer,飯島真理
④I Can Never Say Good-Bye
作詞:James Studer,飯島真理 作曲:飯島真理 編曲:James Studer,飯島真理
⑤Hold Me Tight
作詞:Paul McCartney,John Lennon 作曲:Paul McCartney,John Lennon 編曲:James Studer,飯島真理

①②③⑤はカヴァー曲で、それぞれ①PAGES②10cc③Todd Rundgren⑤THE BEATLESです。特筆すべきは①で、原曲が極上のAORなのは当然として、生楽器の基調としたストイックな演奏とフロウ感のあるシンセ音は原曲に忠実でありながら仄かに時代感を残す名カヴァー。これらの特色を踏まえたオリジナル曲④も往年の名曲群の中に紛れても違和感なく抜群のミディアムAOR。
目撃頻度はやや低いです。最近高騰して1000円程度する様子を見かける。

私事ですが、このアルバムは僕がシティポップに対する90年代という括りを初めて意識させられた一枚でした。ミニアルバムというマイナー感、しかもジャケは本人画像でもなく企画物オムニバスのような地味な印象、ブックオフの280円コーナーにいつまでも誰からも見向きされる事なくひっそりとそこにあり、しかし聴いてみると黄金期のシティポップに負けずとも劣らず。それ以前はシティポップというと、どこかのリイシューとか新鋭バンド、ベテランが出すセルフカヴァーを2500円ぐらいでAmazonとか芽瑠璃堂で買うという割とお高いイメージのジャンルでしたが、打ち捨てられたゴミ山の中に紛れてこんな面白い物があるのかと衝撃を受けました。

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