松浦亜弥「First Kiss」2002年

 08, 2015 17:11
松浦亜弥のアルバムがシティポップ感性に溢れる好盤という事実は殆ど知られていない、と思う。その傾向はアルバムをリリースする毎に強め、最新作なんかアダルトコンテンポラリーと言っても差支えない楽曲に占められている。アイドルファンからは難解な音楽と言われ、音楽ファンからはそもそも見向きもされないから気付かれない。この1stアルバムはいわゆるハロプロ的楽曲の色が濃いもののちゃんと聴けばかなり作りこまれている事が分かる。

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①ドッキドキ!LOVEメール
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:高橋論一
②トロピカ〜ル恋して〜る
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:渡部チェル
③オシャレ!
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:高橋論一
④100回のKISS
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:小西貴雄
⑤絶対解ける問題 X=♥
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:hasie&koji
⑥笑顔に涙〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:河野伸
⑦LOVE涙色
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:渡部チェル
⑧そう言えば
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木俊彦,村山達哉
⑨S君
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:小西貴雄
⑩私のすごい方法
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:高橋論一

⑪初めて唇を重ねた夜
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:渡部チェル,村山達哉

つんくが全作曲してるもののチャラけた曲が無く粒揃い、純粋にアイドル歌謡を作ろうとする姿勢が伺える。演奏も打ち込みばっかりでなくバッキングギターやキーボードのソロが入ったり中々グルーヴを感じさせ、フュージョン系ミュージシャンを揃えて作編曲家を一新した頃のSMAPが好きなら抵抗なく聴けると思われます。軽薄な音楽とサウンドで売り出したモーニング娘と同じプロデューサーがここに来て先祖返りの手法を取ったように思う。懐かしいアイドル歌謡の旋律を取り入れつつもすこぶるポップに仕上げた①や⑦も色眼鏡無しに聴けば悪くないように思う。③はアレンジが渋谷系~グルーヴポップの系統でどことなくメロディがaikoっぽい。シティポップとしてはメロウ感覚溢れるガールズポップの⑩がハイライトで、奇をてらわない素直なメロディーが大変良い。
目撃頻度は、必ずあると言っていい程あります。100円以下で投げ売りされてます。

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